転職に踏み切った人全員がキャリアアップを実現できているわけではありません。どうすればキャリアアップできるのでしょうか。この記事では転職でキャリアアップできる確率や、キャリアアップに成功した実例についてご紹介しているのでぜひご覧ください。
キャリアアップとは
キャリアアップとはキャリア(経歴)をより高めることを意味する和製英語であり、より具体的に言えば高いスキルや専門的な知識を習得することで自らのビジネス市場における価値を高めることでもあります。
この記事では転職でキャリアアップできる確率や成功例についてご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
転職でキャリアアップできる確率
転職を通じてキャリアアップを成功させたいと考えているビジネスパーソンも多いことでしょう。
では、実際に転職に踏み切った人のうち、どれくらいがキャリアアップを成功させているのでしょうか。
厚生労働省が発表した「平成27年転職者実態調査の概況」によると、転職によって賃金が増加したと回答した人の割合は実に40.4%にも上り、転職者の半数近くがキャリアアップに成功していることがわかります。
転職でキャリアアップした7つの成功例
多くの人にとって、給与アップはキャリアアップの中に含まれる重要な要素だと言えるでしょう。しかし、「給与アップのみが転職によるキャリアップの成功例」というわけではありません。
転職によってキャリアアップに成功した人は、さまざまなケースがあるからです。ここからは転職でキャリアアップに成功した事例を7つピックアップしてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
転職でキャリアアップした成功例1:収入アップ
転職でキャリアアップした成功例としてまず挙げられるのが、給与がアップしたというケースです。
転職によって年収が増えたというのは、転職後の職場があなたのスキルや専門知識・キャリアを高く評価してくれていることの証拠だと言えるでしょう。
これまで積みあげてきたキャリアが認められ、より専門的な仕事や責任のある重大な仕事を転職後に任されるようになり、それに伴い年収がアップしたというケースも多いです。
転職でキャリアアップした成功例2:役職
役職が上がったというのも、転職でキャリアアップした成功例のひとつとして挙げられます。
平社員だったのが、転職をしたことで役職のあるポジションに就き、年収もやりがいもアップしたという転職成功者も少なくないことでしょう。
なお、大手企業から中小企業への転職であっても、役職が上がれば立派なキャリアアップの成功例だと言えます。
ちなみに、引き抜きを受けて役職が上がるケースも多いです。
転職でキャリアアップした成功例3:中小から大手
転職でキャリアアップした成功例のひとつとしてご紹介したいのが、中小企業から大手企業の社員になったというケースです。
一般論からすると中小企業よりも大手企業のほうが年収もネームバリューも高く、またより高度で専門的な仕事に携わることができるため、大手企業に転職することができれば立派な転職成功例のひとつに数えられることでしょう。
転職でキャリアアップした成功例4:非年功序列型の企業で若くして出世
非年功序列型の企業に転職して若くして出世を果たしたというのも、転職でキャリアアップした成功例のひとつとして挙げられるでしょう。
日本固有の年功序列型が存在する企業では、どんなに頑張って業績を上げても年齢が若ければ出世が阻まれてしまいますが、成果主義を採用している企業に転職を果たせば、このような優秀なビジネスパーソンは若くして出世が可能です。
転職でキャリアアップした成功例5:一般企業から上場企業へ
転職でキャリアアップに成功した例のひとつとして挙げられるのが、非上場企業から上場企業に転職をしたというケースです。
非上場企業よりも上場企業のほうが年収が高い傾向にあるだけでなく、転職市場での人気も高く優秀な社員が集まっているため、上場企業に転職を果たすことができたならば転職活動中の人から羨望のまなざしで見られることでしょう。
転職でキャリアアップした成功例6:起業して大成功
ある企業の社員から別の企業の社員に転職をすることのみが転職活動の全てではありません。
これまで培ったスキルや知識・人脈などを大いに活かして独立するという形で転職を実現し、起業家として華々しい活躍を見せている人も存在します。
起業することには大きなリスクも責任も、また初期費用もかかりますが、起業家として成功することができれば社員として働いていた時よりもずっと年収がアップすることでしょう。
転職でキャリアアップした成功例7:高校教員から大学教員へ
転職でキャリアアップした成功例のひとつとして、同系職でより社会的な地位や年収の高い職業に転職したいという事例も挙げられます。
たとえば最近では実務経験のある人物を大学教員として採用する大学が増えてきていますので、高校教員を務めながら研究活動を続けていた人が大学教員に転職してキャリアアップを果たすというケースも増えてきていると言えるでしょう。
大学教員になれば年収もアップするはずです。
転職でキャリアダウンした5つの失敗例
残念ながら、転職をした人すべてがキャリアアップに成功しているわけではありません。
キャリアアップに成功した転職経験者は約40%ですので、裏を返せば、約半数が現状維持あるいはキャリアダウンしてしまったということでもあります。
ここからは、転職でキャリアダウンした失敗例をご紹介していきます。ぜひ以下のような失敗例を反面教師として、ご自身の転職活動に活かしてください。
転職でキャリアダウンした失敗例1:給与ダウン
転職でキャリアダウンした失敗例としてまず挙げられるのが、給与がダウンしてしまったというケースです。
年収がダウンするとどうしても経済的な困難が生じるため、それまでのような生活ができなくなったり、将来の計画や家族プランに変更を余儀なくされてしまうこともあり得るでしょう。
強みとなるスキルや知識などがなければ、転職市場で評価されずに年収ダウンになってしまうこともよくあります。
転職でキャリアダウンした失敗例2:役職がなくなった
役職がなくなったというのも、転職でキャリアダウンした失敗例のひとつとして挙げられるでしょう。
今までは課長や部長といった何らかの役職に就いていたのに、転職後は平社員として再スタートしなければならないのならば、多くの人は「転職に失敗した」「こんな状態になるのならば転職しなければよかった」と後悔するはずです。
転職でキャリアダウンした失敗例3:雇用形態
転職でキャリアダウンした失敗例のひとつとして、雇用形態が悪化したということも挙げられます。
それまでは正社員として働いていたけれど、転職後は派遣社員や契約社員としてしか内定がもらえず、雇用形態が不安定になってしまったというケースも多いでしょう。
転職でキャリアダウンした失敗例4:上場企業から中小企業へ
上場企業から中小企業に転職をしたというのも、転職でキャリアダウンした失敗例のひとつに数えられます。
役職や年収が上がったわけではないのならば、上場企業から中小企業への転職はキャリアダウンとして捉えられるでしょう。
というのも、一般的に上場企業の方が福利厚生も年収も高く、より専門的な知識やスキルを必要とされる高度な仕事を任されることが多いからです。
転職でキャリアダウンした失敗例5:年下の部下になる
転職でキャリアダウンした失敗例のひとつとしてご紹介したいのが、年下の上司の部下になってしまったというケースです。
日本人の多くは年下の上司を持つことに何らかの抵抗感を感じるものですが、転職をしたことでキャリアが一から積み直しになり、年下の上司からあれこれと指導されることにストレスを感じている転職経験者も少なくありません。
これまで自分が部下を指導する立場だったならば、なおさらでしょう。
自分の能力と転職先の状況を見極めましょう!
今回は転職でキャリアアップできる確率に加えて、転職でキャリアアップあるいはキャリアダウンした事例などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職をすればキャリアアップできるわけでは決してありませんので、転職によってキャリアダウンしてしまわないように自分の能力を客観的に把握し、転職先の状況を見極めることが求められます。