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6月に使える時候の挨拶は?文例で挨拶や手紙・季語を解説!

2024年11月22日

「季節の挨拶」や「時候の挨拶」はビジネスシーンでの手紙やメールの挨拶文に欠かせません。今回は、6月上旬・中旬・下旬の文例、書き出しから結びまでの挨拶文をご紹介します。6月の時候の挨拶を上手に使った爽やかな文章を相手に送れるようになりましょう。

時候の挨拶の一覧【6月編】

6月は梅雨でジメジメする季節である一方、衣替えや田植えなどのイベントが多くある季節でもあります。季語を意識して、6月の上旬・中旬・下旬の時候の挨拶を使用した趣ある手紙を書いてみましょう。

6月上旬に使える挨拶一覧

6月1日から10日までを上旬といい、いよいよ梅雨入りする季節です。6月上旬の挨拶文に使うことのできる季節の挨拶や時候の挨拶をご紹介します。

時候の挨拶意味
水無月6月(旧暦)の別名または6月(旧暦5月)の別名
芒種芒(のぎ)のある穀類を種まきすること
梅雨梅が実る6月から7月にわたり雨が続くこと
薄暑初夏の頃に、暑さを感じる季節のこと
紫陽花あじさい。初夏に花が球形に集まり咲いていくこと
入梅梅雨の季節に入っていくこと、または梅雨のこと
初夏5月から6月初めの頃、夏の初めのこと
向暑日増しに夏らしくなること
衣替え長袖から半袖へ衣類を変えること

6月中旬に使える挨拶一覧

6月10日から20日までを中旬といい、梅雨の間の晴れ間が待ち遠しくなる季節です。6月中旬の手紙挨拶文に使うことのできる季節の挨拶や時候の挨拶をご紹介します。

時候の挨拶意味
深緑青みと黒みの強い濃い緑色のこと
梅雨梅が実る6月から7月にわたり雨が続くこと
初夏5月から6月初めの頃、夏の初めのこと
紫陽花あじさい。初夏に花が球形に集まり咲いていくこと
向暑日増しに夏らしくなること

6月下旬に使える挨拶一覧

6月20日から30日までを下旬といい、そろそろ夏の暑さを感じる日もでてくる季節です。6月下旬の挨拶文に使うことのできる季節の挨拶や時候の挨拶をご紹介します。
 

時候の挨拶意味
梅雨晴れ梅雨の時期に晴れ間があること
梅雨明け梅雨が明けること
初夏5月から6月初めの頃、夏の初めのこと
立夏夏が始まる日のこと
夏至最も昼の時間が長くなる時期のこと

手紙の挨拶文・書き出しの一覧【6月編】

ビジネスやプライベートでの手紙やメールでは、いきなり用件だけを記載するのは、適切とは言えません。初めての相手の場合はもちろん、親しい間柄の人に対しても、手紙やメールの始まりは、挨拶文から書き出すことが適切です。

6月上旬・中旬・下旬の例文を参考に、適切な季語や季節の挨拶を使い分け、丁寧な手紙やメールを執筆できるように心がけましょう。

6月上旬に使える書き出し一覧

6月上旬に使用することのできる季語を用いた書き出しの例文をご紹介します。

【ビジネス】
初夏の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
芒種の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

【プライベート】
初夏の晴れ晴れとした青空が嬉しい季節となりました。
梅雨に入り、青空を心待ちにする季節がやってきました。

6月中旬に使える書き出し一覧

6月中旬に使用することのできる季語を用いた書き出しの例文をご紹介します。

【ビジネス】
深緑の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
紫陽花の候、皆様におかれましては益々ご壮健のことと存じます。

【プライベート】
梅雨が続いておりますが、変わりなくお元気ですか。
紫陽花が雨の中、きれいに咲く季節になりました。

6月下旬に使える書き出し一覧

6月下旬に使用することのできる季語を用いた書き出しの例文をご紹介します。

【ビジネス】
夏至の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
初夏の候、皆様におかれましては益々ご壮健のことと存じます。

【プライベート】
長かった梅雨が明けましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いよいよ短夜の季節を迎え、日一日と夏めいてまいりました。

手紙の結びの書き方【6月編】

結びの挨拶とは、手紙やメールを締めくくる言葉のことです。6月に使うことのできる例文を参考に、丁寧にあいてを思いやる気持ちの言葉を表現しましょう。

時候の挨拶で使用した言葉を繰り返さないように気を付けて季語を意識した季節の挨拶で締めくくるのが理想的です。

梅雨冷えの厳しき折、どうぞご自愛くださいませ。
季節の変わり目に、体調を崩されませんよう願っています。
日ごとに厚くなってきておりますが、くれぐれもお身体を大切になさってください。
梅雨の候、皆様のご健康とご発展を心よりお祈り申し上げます。
長く梅雨が続いておりますが、風邪などひかれませんように。

季語を用いた趣ある手紙は、手紙やメールの他にも、絵はがきを作成して送ることも、相手に大変喜ばれます。季語を上手に利用して、時にはイラストも加えながら、自分らしい文面を作成しましょう。

6月の挨拶の例文【ビジネス・プライベート】

6月上旬・中旬・下旬に、ビジネスやプライベートなシーンで使用できる、具体的なシチュエーション別の例文をご紹介します。季語を含めた季節の挨拶や時候の挨拶を上手に使用することで、趣ある手紙やメールを執筆することができます。

6月の挨拶の例文【ビジネス編】

こちらでは、ビジネスシーンで使用することのできる季節の挨拶や時候の挨拶を用いた例文をご紹介します。

初夏の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

(本文)

薄暑の候、末筆ながら皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

書き出しの挨拶も、結びの挨拶も、季節の挨拶を用いることで、堅くなり過ぎない自然な文書を作成することができます。ビジネスシーンにおいても、季節を感じるような温かい手紙を送りましょう。

6月の挨拶の例文【プライベート編】

こちらでは、子供を幼稚園へ送っていくときに感じた気持ちを季語を含めて表現している初夏の挨拶文の書き方を、例文を用いてご紹介します。
 

幼稚園への通園途中に咲いている紫陽花が雨に濡れて美しく輝いています。家庭とお仕事の両立に、さぞ忙しい日々を送られていることでしょう。

(本文)

雨が続き、気持ちが落ち着かない毎日ですが、梅雨明けにお会いできるのを楽しみにしております。

プライベートでの挨拶文は、季語を交えながら話し言葉のような文章を心がけると、温かみのある手紙やメールを完成させることができます。

夏の時候の挨拶

6月のジメジメした梅雨の季節が終わると、いよいよ厳しい夏の暑さがやってきます。暑さの中、相手が変わらず元気に過ごされているのか、気にかける挨拶文を心がけましょう。暑い夏の季節に使用できる夏の時候の挨拶をご紹介します。
 

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本格的な夏を迎えました。お変わりございませんか。
夏祭りのにぎわう頃になりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
うだるような暑さが続いておりますが、お変わりございませんか。

ビジネスシーンやプライベートで、お礼状を書く際も、上記のような季語を用いた挨拶文を記載すると、お礼状を受け取った相手も、「夏」という季節を改めて感じることができます。

春夏秋冬と、季節を感じることのできる季節の挨拶を上手に挨拶文に取り入れて、趣深い文章と相手をいたわる気持ちを届けましょう。

6月らしい爽やかな挨拶文を心がけましょう

6月は、ジメジメとした梅雨の時期が始まると同時に、雨に濡れたキラキラとした美しい風景を楽しむことのできる季節です。挨拶文の文面を読んだだけで、6月の風景を想像できるような趣ある手紙は、受け取った相手の心を楽しませてあげることができます。

ビジネスシーンにおいても、プライベートにおいても、季節の挨拶や時候の挨拶を上手に用いた挨拶文で、相手に日頃の感謝の気持ちを伝えると同時に、相手を楽しませてあげるようなお手紙やメールを送りましょう。

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