銀行に就職したいと思った時に、選択肢として地銀とメガバンクがあります。とにかく銀行に就職したいと思っている人ほど、志望動機ではどのような違いを伝えればいいのか迷うところ。そこで今回、地銀の志望動機の書き方や志望動機の例などを踏まえて紹介していきたいと思います。
地銀の志望動機の書き方はどうすればいい?
就職活動をしているとつい手が止まってしまいがちになる志望動機。とにかくどこでもいいから希望する「業界」から内定さえもらえれば恩の字という学生も多いのではいないでしょうか。しかし、企業からすると将来的に、会社へ貢献してくれる人材となる可能性を持っているのか。もしくはしっかりと教育することで、一人前の人材に育つ人物なのか重要なところなのです。
では、今回は就職を希望する金融業の中でも特に、地銀についての志望動機の書き方について紹介していきたいと思います。
地元出身者をアピール
地銀の選考を受けるにあたって外してはいけないのことは、生まれ育った地域の地銀にエントリーすることです。地銀に在籍している社員のほとんどは、その地銀の管轄である地元の出身者がほとんどを占めている傾向にあるのをご存知でしょうか。
地銀は、メガバンクとは違って1つの限られた営業エリア内で営業活動行わなければいけません。そのため、地元の中小企業にも足を運ぶ必要があり、人との関わりがより深い特徴があるのです。
そのため、地元に精通している人であればすでに地元企業と何かしらの関わりを持っている可能性が高いため、他県出身者に比べると採用時の魅力は高いものとなります。必ず地銀を受ける際は、地元の地銀はエントリーするようにしましょう。出身地だけで不採用ということはありませんが、多少は選考に影響しています。
体育会系出身者は部活動を記載
地銀を含め、金融業というのは会社の社長との接待であったり飲み会の多い業界です。そのため、飲み会の席での振る舞いや接待が下手な人材というのはよろしくありません。今時であれば、体質の関係でお酒が飲めないという若者も増えているため、余計にお酒の場での立ち振る舞いを理解していない人が多く、人事部としては面接だけでは見抜けない部分となります。
そこで、飲み会などが多い俗にいう体育会系出身者であれば、歓迎会や送別会など何かしら年に数回の先輩や後輩を敬うお酒の場を経験していることになるため、人事としてもお酒の場での立ち振る舞いをある程度は理解していると予測を立てることができるようになります。
できないよりできた方がいいことの1つが、お酒の場での立ち振る舞いですので、体育会系の人は、地銀を受ける際には記載しておくと良いでしょう。
地元愛をアピールした志望動機
地銀の志望動機を書く際には、必ず地元愛をアピールすることが大切です。内定をいただいた際には、これからお付き合いが始まる会社や出会う社長さんたちはみな、地元に根付いた企業ばかりになります。
地元のことに誇りを持ち、こだわりを持って営業を営んでいる方々を相手にする際に、地元愛が負けていては相手にされないこともあるなど、他の業界では考えられないような考え方を持った店主もたくさんいます。
そこで、生まれ育った地元をさらに活性化させる為に、地銀で活躍をしたいという考えに至ったということと、地元に愛される企業を今後も安定して営業を営んでもらえるための経営サポートをしていきたいという内容の志望動機を意識して書くと具体性が出てくるため、自然と意欲が伝わってくる志望動機となります。
地銀の志望動機における例文
地銀に応募をする際に必要なものは履歴書です。履歴書には、志望動機と自己PRが重要な項目になりますがここでは志望動機の例文について紹介していきたいと思います。
履歴書に記載するべき志望動機の内容
地銀を志望する際に、履歴書に記載するべき内容は「なぜ数ある地銀の中でも本行なのか?」ということです。必ずここの地銀でしかいけない理由をしっかりと自分なりに考えて記載するようにしましょう。
例えば、なぜ地銀なのか。については、地銀は、営業エリアがメガバンクとは異なる点が大きな違いです。大企業相手のメガバンクではなく地元の中堅企業や中小企業にも手の差し伸べ、自分の仕事を通じて地元に還元されていくことにやりがいを感じているからです。という具合に、記載すると良いでしょう。
ポイントは、地銀とメガバンク、さらには信用金庫との違いを頭の中で整理できた上で、志望動機を記載するように様に心がけることが重要です。
面接時の志望動機の答え方
履歴書の志望動機と面接時の志望動機の内容は基本的には変更する必要はありません。逆に言えば、変更してしまうと記載している内容と言葉から出た発言とで、どちらが本心なのかわからなくなり人事の人の判断を迷わせることにつながりかねません。ですので、まずは履歴書に記載した内容を頭に入れておいた上で、面接時に肉付けするイメージで答えるように心がけましょう。
例えば、
「履歴書にも記載しているように、地銀にしかできない地元企業の発展に貢献したいのです。その思いに至ったのは、小さいころに近所の駄菓子屋さんが閉店してしまいお菓子を買えなくなったことがありました。お店がたった1つでもなくなることで困る人が生まれるという経験を実際に経験したことから、お店が潰れないためには何か必要で何が自分にできるのかと考えたことからメガバンクでもない、地銀に魅力を感じました。」
という形で、自分の実体験のエピソードを織り交ぜながら志望動機に肉付けしていくと話が膨らむだけでなく、具体性もでてきて話に心がこもって聞こえてくるようになります。暗記したことばかりだけでなくその時の気持ちや感想も織り交ぜながら自分にしか話せないエピソードを意識して回答していきましょう。
地銀への応募職種別志望動機とは?
地銀に応募すると決めた場合、あなたはどのような職種を志していますでしょうか。
営業職・受付業務・一般職と選択肢は複数あります。このように地銀の中でも職種がいくつかあり、なおかつそれぞれが重要な役割と専門性を有している職種となります。
自分の希望する職種がすでに決まっていると思いますが、職種別にどのように志望動機を記載すればいいのか。について紹介していきます。
職種別志望動機の例
・営業職
銀行の花形業務である営業職。実際に自分の足で営業活動を行い、社長を含め地元企業との関係を深めるとても重要な役割を果たしています。
営業職を志望するにあたっては、自ら取引際を開拓していく冒険心を持っており、開業して1年以内に倒産する企業が多い中で自分の地元からは1社でも多くの企業が、自分の手を通して2年、3年と経営を続けることができるサポートをしていきたい。地元の発展に貢献したいと強く思い、営業職を希望しました。
という具合が良いでしょう。やる気と情熱を存分に伝えるように意識しておきましょう。
・受付業務
毎日の支払いや入出金業など正確さが求められるだけでなくお客様対応の能力も求められる職業。だからこそ、人と接することが好きで、なおかつ銀行という敷居が高く、何か小難しいイメージがあって用事があるけど、何か近寄り難いと感じている人でも寄り添ってサポートしていき、ここに地銀があってよかったと思われる銀行として認知してもらえるように力を発揮していきたい。
という具合の熱意を受付業務からでも十分に伝えることができますし、伝えなくてはいけないということを自覚しておきましょう。
・一般職
一般職は、事務職など支店において人員も限られているいわば少数精鋭の部隊。だからこそ、1人1ひとりの存在が銀行に大きな影響力を与える存在であることを忘れてはいけません。
一般職は、会社のいわば生命線だと考えています。特殊な業務も多くありつつ、多岐にわたる業務の数々において、日々新しいスキルを身につけていかなければいけないと考えているので、向上心には自信がありますので自分から仕事を見つけて取り組む姿勢を常に持ち続けていきたいと思います。
このように、やる気はどの職種においても伝える必要があります。職種別にしっかりと業務の違いを把握した上で、なぜその職種を希望するのかをまとめておくと良いでしょう。
地元の場合と他県に応募する場合のポイント
地銀を応募する際に、地元以外にも他県の地銀にも応募することでしょう。どちらも同じ地銀ですが、地元と他県であれば応募するポイントが異なります。では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
・地元の地銀
地元の地銀であれば、人事担当者から第一印象として「生まれも育ちもこの地域なのか?」という程度の確認があることでしょう。根っからの地元っ子というのは地銀は最も欲しい人材のなのです。まずは、潜在的有利なポイントである地元をアピールしておくことが選考を有利に進める上でのポイントとなります。
・他県の地銀
一方で、生まれも育ちも異なる地銀に応募する際には、何か自分が魅力を感じたきっかけや項目を伝えなければ非常に選考が厳しくなります。面接官からすれば「なぜ地元の地銀は受けないのか?」「なぜ縁もゆかりもないうちに応募したのか?」など当然のごとく質問は山積みなのです。全ての項目をしっかりと自分の言葉で伝えられなければ勝機はありませんので、他県の地銀だからこそ考えられる質問を想定して準備をしてくことが必要でしょう。
自分のアピールポイントを理解し、志望動機を作ろう
いかがでしたでしょうか。今回は地銀に就職したいと思っている人に向けて、志望動機の書き方をご紹介致しました。
自分のアピール出来るポイントの最大限を活かして志望動機を考えてみましょう。